2007年10月6日土曜日

歯科医との話

久々に歯医者に掛かって驚いた事に、今年の夏は治療に来る人が例年より多かったとの事。良く聞いて見ると、歯の病気も気候の変化に影響を受けると言う。

歯並びも夏で緩む人が多く、咬合性が崩れて痛みを生じるが、この痛みを数日我慢しただけで歯槽膿漏を悪化させることがあると言う。

このように歯並びも常に変化するので、歯に物が挟まるような場合は、この変化を頭に入れて治療しなければならないと言う。

ましてや、歯の咬合性が悪くなると胃腸や肩こり、頭痛までの不調や痛みを生ずることになると言われます。

又、歯の痛みを堪えると歯が自分でその痛みを和らげようとして、歯を溶かし始め、そこにばい菌が入ると膿むこともあり、歯を浮かしてぐらつかせると言う。

こんな話を聞きながら、私の歯の隙間が広がって物が挟まるようになった検査は終わった。年の性か、気候の性かははっきりしなかったが、年をとるとより歯の予防と検査が大切であると痛感させられた。

2007年10月5日金曜日

時津風部屋と相撲協会

伝統ある国技の角界に於いて時太山力士が死亡すると言う痛ましい事件が発生した。

この件は、相撲部屋を運営する時津風親方及び兄弟子達による暴行致死容疑に発展している。尚更に驚いた事に、過去角界の死者は判明した者だけで17名を数えると言う。

日本が誇る伝統的スポーツの代表格の相撲に、大きな影を残し又誇りと信頼を失った事件であり、真に残念でならない。

今度の事件が氷山の一角であるようで、過去の死亡者の原因究明は必須であるが、角界の機構や指導制度、リスク管理なども洗い直す必要がありそうだ。

伝統文化である国技は、色々の形で継承されてきているが、庶民はその外面に接する事でその内面を含め敬意と賛美を送ってきたのであるが、考えてみると、長い年月、監督機関と公益法人の日本相撲協会との距離がその内面に触れずに、一般からも閉鎖された世界となっているものがあるのではないかと疑われる。

北の湖理事長は、この問題は、各部屋は親方支配で独立しており、今回の件は時津風親方が責任を果たすべきとの見解であるが、大組織でない日本相撲協会の仕組みに疑問を持つニュースである。

さて今日、話題の理事会が開かれ、理事会一致で、時津風親方の解雇と、理事会メンバーの自主的減俸を行うことが決定された。

2007年10月4日木曜日

友と一杯

友からの電話で、ボディソープが切れたので欲しいと言うので、午後から届けに行くことにした。ボディソープとは、アロエソープのことで、一般店では販売していないアロエ商品である。幸い娘が土産に買ってくれた、白川郷の平瀬温泉でしか飲めないと言う、濁り酒の「ぶな」と「御神酒」とアロエ石鹸を持参した。

まだ午後2時と早い時間であったが、友遠方より来る出はないが、友は快く私の思いを察してくれて土間から応接間に上がりささやかな酒宴となった。

早速に杯を交わしながら、今話題の時津風親方や角界の話や、スポーツ、自然食品から人格論議まで種々雑談となり、その途中から奥方も参加して政治までの色々と語らいで、気が付くと4時を回っていた。あら!大変わが奥方の顔が!!

何時も思うのだが、友とは有難いものである。定年前のビジネスの酒は、お客の付き合いや部下との付き合いで、義務的に飲む機会が多くあったが、定年を過ぎて気の置ける友と飲む酒の一時は、何時も時を忘れ、又時を感じさせてくれる楽しい一時でもある。

人生に、こんな一日を少しでも多く過ごしながら年をとりたいものである。

2007年10月3日水曜日

ノーマン・カズンズ教授

カズンズ教授は、米国を代表する評論誌の「サタデーレビュー誌」の編集長を30年、世界連邦主義者世界協会会長、そして国連平和賞を受賞。著書には「ノー・モア・ヒロシマ」ほか多数あり、9011月、75歳で逝去された偉大な平和主義者でした。

忘れてはならない事に、広島被爆者である原爆乙女の米国での治療を実現している。

教授の哲学は、現世界の体制に対して、力が支配した原始時代が現在も続いており、この現在の原始時代を脱皮して、新しい体制、それは、国家を超えた人間のための体制創りを提唱したのでした。

又教授は、ご自分が重い膠原病であるにも拘らず「人間の生命の奥深さが無限の世界で大宇宙に通ずる」と仏教の原点である生命の永遠性に接した哲学を持ち、自己の生命力を信じてこの難病と戦いながら、行動するジャーナリストの一生を送られました。

私が考える平和とは、平和は国家と個人のレベルで敵が居ない状態が必要でありますが、総と個に、敵の違いが有り、その敵を無くすにことは至難な事と考えますが、この希望を絶やさぬ事は出来ると思って居ます。

広島の平和運動始め多くの方々が平和への願いで活動している事を心より称えたいと思います。

2007年10月2日火曜日

脂肪を摂る

昨今メタボの関心が増えた為か、食品店や食堂などで脂肪形の食品が少なく、又顧客からも毛嫌いされているようです。

脂肪は無くてはならぬものですが、脂肪には、悪玉脂肪のトランス脂肪、飽和脂肪や低脂肪と、人体のあらゆる機能の調整及び細胞膜を構成する、必須脂肪の種類があり、この必須脂肪(EFAと呼ばれます)は食品でしか摂れない脂肪で、分子の基本構造でn-6(オメガ6)系とn-3(オメガ3)系とに別れています。

著名のP・シモポウロス医博は、この必須脂肪を適切にバランスよく摂ることが健康保持には重要であると言っています。

洋食ではこのバランスが、オメガ6系とオメガ3系の脂肪比率が約14:1と言われ悪く、この比率を摂る為に、オメガの食品である、サバなどの青魚、うなぎ、くるみ、亜麻仁オイル、紫蘇、えごま、緑黄野菜などを多く摂り、この比率を5:5のバランスに留意する事が大切です。