こうみとは小海をひらがなにした小海線を走る、世界初のハイブリッド列車の名前で、この小海線は、JR線では最も標高が高い地点の長野県の小諸駅と山梨県の小淵沢駅を結ぶ鉄道です。
世界初のハイブリッド電車は、この7月31日からJR20周記念行事の一環として営業運転を開始した文字通りの新鋭車両で、ジィーゼルエンジンでの発電と蓄電池の充電の電気で車輪を駆動させる仕組みを持っています。
このことで、従来のディーゼル車両より、燃費を10%、大気汚染物質のNoxや微粒子を60%削減すると言う。
この電車が八ヶ岳を望むのどかな高原や千曲川や松原湖などの沿線を走る姿を想像し、日本の世界に誇る人に優しいハイブリッド列車に、是非近い内に心の洗濯に乗車したいものだ。
そして、自然の残るこの地を眺めながら、清里駅と小淵沢駅で販売しているという記念弁当の「高原野菜と牛焼きむすび」も御相伴に与りたい。
年をとって来ると、こんな郷愁に駆られる日が多くなる。